梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

この学校にだけはどうしても行くことができずにいました

 福島県の郡山市、僕がもう10年以上お手伝いしているチームがあります。

 そこへ最後に行ったのが昨年の11月、じつに7ヶ月ぶりに先生、選手らと顔を合わせることができました。

 福島県のインターハイ予選はすでに終わり、11月に合ったきり、3年生の勇姿は見られませんでした。

 僕の記憶は2年生のままで止まっています。

 それくらい、ここには訪問することを許してもらえず、半年を超えた今ようやくにして制限が緩和されました。

 もはやゼロからの再出発です。

 大げさではなく、長く先輩たちが紡いできたものもすっかり無くなってしまったと、受け止めるしかありません。

 受け止めた上で、また希望を抱いて新しくビルドアップします。

 人は必ず成長するものですから、いまが1でもそれは2,3,4と伸びていきます。

 1年で完成しなくとも翌年、また翌年と重ねていけば必ず10に近づけます。

 一発勝負じゃなく、積み上げられるかどうかにかかっています。

 地道な、根気強い働きかけをすればたしかに実る、それを僕はこの目でいくつも見てきました。

 この会えなかった7ヶ月は、未来へ向けて踏み出す覚悟を定められた時間だと思います。

 明日は新潟へ、日帰りでトレーニングをします。