梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

活動禁止の裏で本当に注意すべき場所で感染が増えます。教育の貴重な機会も失われ続けます。

 濃厚接触と言われるたびに、PCR検査を受けに行き、保育園を休まなければいけません。

 また今週はじめも、夜に電話が掛かってきて「陽性者が出たので・・・」となり、翌朝に母子で陽性検査を受けました。

 私は送迎を行いました。

 とくに妻は医療従事者なのでチェックは厳しく、子の保育園でコロナ陽性患者が出ると必ず妻もPCRを2回受けています。

 今回は3回、受けるそうです。

 3歳と11ヶ月の兄弟も、それぞれ3回以上は鼻に棒(スワブ)を入れていると思います。

 となると母親はその倍以上ですから、計10回を超えているかもしれません。

 

 検査は痛いですがすぐに終わるのでまだマシで、問題は濃厚接触の対象となるたびに1週間ほど保育園に登園できなくなることです(もちろん致し方ない保育園全体の休園もありました)。

 園内にその日一緒にいたとなれば濃厚接触ですから、検査結果は「陰性」と数時間で出ても、向こうからは「来ないでくれ」と言われます。

 それが一度ではなく何度も、ときには立て続けに起きて、子はずっと自宅待機です(これは待機か?)。

 つまり親は仕事を休むしかありません。

 

 ちなみに子も妻も度重なるPCR検査で一度も陽性が出たことはなく、私も仕事の都合で2度、自主的な検査を受けましたが、いずれも陰性でした。

 当然と言えば当然です。

 生活をいまもずっと抑制し続けて、危険性をできうる範囲で遠ざけていますから、たとえ外出しても、仕事現場で人と対面する状況があっても、病に罹る機会はグッと減ります。

 さらにコロナに限った話ではなく、普段から食事などでこれ以上ないくらい健康体を心がけていることは、親子共に大きなアドバンテージです。

 真に有効なのは隔離や閉鎖などではなく、活動のなかでどのように回避努力をするかではないでしょうか。

 禁止中止をしたって、そこには反対に活動を再開すればまた不注意になるという要素も孕んでいるわけですから。

 

 いま学校でも、一人陽性者が出ると部活動は1週間停止です。

 人の集まる朝礼、式典、その他行事も簡単に中止となり、授業は大事だから止まることはありません。

 だから注意が薄く、本当はそこで感染が膨らみます。

 私の仕事で言えば、県外者というだけでなぜか訪問を禁止されます。

 まん延防止になっていなくとも、もはや学校主動で禁止中止が行われ、いまだに仕事先へ行くことができません(すべての地域ではありません)。

 

 なんとも矛盾する話ですが、登園禁止や出勤停止、訪問拒否に苛まれる者が何より感染はじめ健康に充分配慮して、その一方では緩く規制していない部分で繰り返し感染者を出している。

 これだからいつまでも感染が止まらないんです。

 用心すべきところに手を打たないのですから。

 関係ないところを禁止して「対策している」と、カムフラージュしているわけです。

 だから制限のない範囲にいる人たちは、注意の目が向けられていないから気が緩み、無責任に感染を持ち込みます。

 保育園で何度も職員が陽性になったり、部活や県外交流は禁止したあげく普段の授業のなかで感染を増やす、それは部分的に締め付けることをするからであり、締め付けるところを間違っているからです。

 

 おそらくこれを是正しないかぎり、延々と不注意不努力の愚行に経済活動が煽りを食らい続けることになります。

 

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