梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

練習環境は自分でつくることを、すでに始めている人もいます

 いま大学生のバスケ女子と、パーソナル・レッスンをおこなっています。

 コロナ禍が延々と続き、それでも僕らはいつか以前の生活が戻ることを信じて新たな禁止・中止にもじっと耐えているわけですが、これからのスポーツのかたちとして「所属」ではなく、選手個人が自前で技量を磨いていくことにシフトすべき段階、もしくはそれを考えはじめる段階に入っているかもしれません。

 上達しようと思うならば、自分でコーチを見つけレッスンを受けたり、学べる教材などを手に入れて自学自習で進めていく方法をスタンダードとすること、そこに大きく転換した人がこのような時代であっても貴重な時間と機会を奪われずに、自由を獲得できると考えます。

 いまは個人でもレッスンを受ける環境が出来上がっていますから、それらを取り入れることは一切難しくありません。

 10代の生徒さんたちは、いやなかにはスポーツ教室などで小学校一年生クラスなどもありますから、スポーツを行うどんな人でも料金を支払えば自由に個人参加できます。

 

 いま、練習をしたいけど部活禁止になって休部中だとか、スクールが体育館閉鎖でずっと休みになっている事態が断続的に起こっています。

 もちろん地域によって、状況は様々です。

 人類史上、ここまで長く人々を苦しめている流行病はありません。

 そうなると終息後にも、今度は別の感染症でもこのような禁止・中止の対応が増える可能性は充分にあります。

 度重なる活動の制限を、もう少しで抜け出せると見通している人はどれくらいいるでしょうか?

 そのような兆しは、残念ながらこの現実をみる限りどこにもありません。

 

 もう昨年の二月末に始まってから、一年半になります。

 子どもたちのスポーツライフにとって、一年半は簡単に削れる年月でしょうか。

 この間には一旦活動が再開されていますけども、内容の制限は多く、いまもずっと続いています。

 ありのままに言って、細々とチームで練習することしか、ほぼ出来ません。

 それで充分に満足している人もいますし、それでは物足りない人もいます。

 もっとスポーツで燃えたい人は、もう自分で活路を見つけるしか方法は無さそうですので、どうぞご自身で色々と勉強なさってください。

 コーチを訪ね個人レッスンをする、オンラインで教材となるコンテンツを購入する、その二つがいま現実的な選択肢だと思います。

 

 はじめに書いた女子選手は、お父さんが部活動の顧問をしていて僕が以前にそのチームをサポートしていたことがあり、その繋がりで今度は個人的に娘さんのレッスンを申し込まれました。

 お父さんと娘さんで相談して、大学でのチーム練習と別に、個人で取り組むトレーニングを実行された一例です。

 バスケットボールは団体種目ですが、自分の技量を伸ばすことは一人でも行えます。

 先ほど申し上げた学校の授業と同様に勉強することはあくまで個々ですから、その場に40人いるか自分だけいるかだけのことです。

 先生が一人に対して生徒が40人いるのと一人なのと、それは学習塾と家庭教師の違いであり、どちらでも勉強は充実して行えます。

 

 バスケットボールはまだ学習塾のスタイルしかなくて、個人レッスンの思考は生まれていません。

 しかし確実に未来は「所属」ではなく自己投資をして「自学自習」に選択を迫られますので、これからのみんなはとくに自己教育の意識を持っていかねばなりません。

 学問もスポーツも、習得しようと思うものはすべて自分から学びに行く生き方が、間違いなくこれからの日本のスタンダードとなり、それはもうすでに一部の人たちは踏み出していて日本全体でも転換の時期に入っていることをお伝えしておきます。

 

 今日も前述のバスケ女子とLINEを使って、情報のやり取りをおこなっています。

 練習を撮影して送ってもらったり、参考動画を送ってあげたり、画や文字で動作について改善を試みます。

 蛇足ですが、対面のパーソナルレッスンやオンラインを申し込まれたい方は、このブログの「Contact」ページからどうぞご連絡ください。