梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

はじめて自分から「塩をください」と言ってきた今どき女子たちに大感動!

 ここ数日は晴れて気温が上がり、高温多湿となりました。

 体育館競技の選手らには、もっとも過酷な時期です。

 かといって、負荷を掛けずに練習するわけにはいきません。

 大会も近いですし、選手らもそれに向けて気持ちが入って頑張っています。

 

 僕は通年、練習中に塩分を摂るよう積極的に促しています。

 水分だけじゃなくて塩も一緒に摂って、蒸し暑さによる体調の急激な変化を防ごうと試みています。

 でも塩ですから、なかなか子どもらは消極的で手に取ろうとしません。

 自ら手を伸ばす選手は、地域関係なく競技レベルも関係なく、そう多くありません。

 承知の上で、それでも塩を配り、また自前で買うチームもわずかですがあります。

 

 昨日の練習でも、普段は僕の指示で全員に塩を舐めさせていましたが、この日は一年生だけにしました。

 高校女子のバスケットボール部だったのですが、三学年の中で一番体力の低いのは当然一年生です。

 彼女らにとくに注意を払って、マネージャーではなく僕が直接、手のひらに塩を載せました。

 マネが行うと、ほんのちょびっとだけ、わずかに白い粉が見えるような見えないような?程度になります。(マネごめんね)

 マネージャーが悪いってことじゃなく、それくらい子どもらには抵抗があるということです。

 とくに女性は塩っぱい物より甘い物が好みです。

 

 でも昨日は一年生の後に続けて、「私にもください」と言う選手がたくさんいました。

 三年生にも二年生にもいました。

 なかには「多めで」と言う子もいました。

 ほ〜お!!

 素直に、僕は感心しました。

 全国のチームを回っていますが、なかでもこのチームは塩を摂りたがりません。

 学問的に説明してもお構いなし。客観的事実よりも自分の好き嫌いが優先されます。

 だから僕も控えめにして、強くは言っていませんでした。

 

 それが自ら手を伸ばすとは!?のアメージングとアンビリーバボーで脳内に幸せホルモンが広がり、もしかしたらちょっとニヤけていたかもしれません。

 さらにその後の練習も甘々になっていたかもしれません。ニャハハ

 それはさておき、自ら主体的に必要な行動を取ったみんなに、とてもとても大きな成長を見ました。

 まさか僕の勧めたことだからではありません。そんなことではなくて、現在や未来への投資をするっていうことがなによりも素晴らしい行為です。

 誰にさせられるでもなく、自分から決めて有益な行動を取ったことがパーフェクト!

 

 それをどうしてもお伝えしたくて、今度は母親に風邪が移ってピンチ中ですが、家事に影響が出さないよう朝5時に起きて急ぎ書きました。

 どうぞみんなも良い塩分補給を。