梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

日本人が大好きな陰謀論。そのほとんどは自ら脚色している超フィクションです。それは「情報」ではなく「印象」です。

 SNSで政治的な内容を書くのは言い争いを生むから御法度であるような空気がどこかありますが、僕はどんな人ともどの場所でもそれを話すことを遠慮はしません。

 fbなどでも基本は仕事に関する内容を情報発信することを利用目的としていますが、自分が考えるべきこと共有すべきことは、必要なとき必要なタイミングで自由に発言しています。

 それを見るのが大人でも子どもでもそれは出さない理由にはなりませんし、もし知人友人や教え子が見ていたとしても、僕らが人生で考えるべき問題について目に触れることは有意義であると考えます。

 いまコロナ禍にあって、普段感心のない人でも政治・政府の動向について、また諸外国とのやり取りについて、わずかにでも気を向けるようになったのではないでしょうか。

 大変良いことだと思います。

 また政治観は尊重されるものであり、様々な意見があって良いと思います。

 

 その上でちゃんと知って押さえておくべきことがあります。

 それは世に出回っている話の中で、本当の情報は少ないということです。

 さらに普段僕たちが目や耳にしているのは、情報ではなく「印象」であることも重大です。

 まっすぐな事実を知ることが「情報」の第一義ですが、実際には誰かの考え方、気持ち、憶測だったりします。

 あなたの見聞きしたその内容を、よく吟味してみてください。

 よくよく聴くと勝手な決めつけであったり、判断を特定の方向へ向けようとしていることが大半です。

 それはあなた自身が考えた上で確信したものではなく、見聞きしたままに印象づけられているに過ぎません。

 

 たとえばfbでも政府への批判や、行政に憤る意見を多く目にします。

 いずれにしても重要なことは、国づくりを人任せにする姿勢が強い日本の性格を、いまこそ変えるべきだってことです。

 自らは汗を掻かずして、他人に勝手やらせておいて文句を言っている日本社会の絵図を描き直す必要があります。

 そうしたときに本当の日本の景色、本当の自分たちの情況を目の当たりにするはずです。

 僕たちは目覚めねばなりません。

 隣国はじめ他国に取り込まれている人、自分だけが潤いたい下衆な人間は、政治家にも官僚にもメディアにもいます。

 芸能界や大学にまで浸透していて、影響のあるところにはすべて手が回っています。

 そうすればコントロールできますからね。

 

 だから僕はTVも新聞も見ません。

 情報に値するもの、時間を使うに値するものは一切ありませんから。

 オールドメディアをあてにせず、自分で対価を払って政界内部の情報を買っています。

 僕らはいくら腹を立てても、まず政治に対してその「ゴシップ的な扱い方」と「他人事感覚」を変えなければ、いつまでも日本国民が土俵に乗ることはできません。

 本当の情報も入ってきませんし、政治家たちを良い方向へ歩ませる監視の目を持つこともできないままです。

 いまのように精確な情報のないまま、誰かの思うつぼで文句や批判をするのは危険です。

 思い込みではなく真実の情報が必要なのですから、まずは既存のメディアから離れることが第一歩です。

 電車の中刷り広告のように、簡易な表現で偏った印象を誘うことばかり、業績のために数字を取れる内容ばかりのニュースは、もはや報道ではありません。

 

 ネットも鋭いフィルターがないと、大嘘を信じ込まされます。

 そしてまんまと、悲観と絶望が暴走して自発的に変な行動を起こしてしまうのです。

 日本では見ませんが、世界で頻繁に起きている自爆テロはその典型ですね。

 ネットこそバイアスが掛けられて堂々とデマが流れ、またそれが善意ある人にほど広がっていくという怖さがあります。

 TVも新聞もネットも、表面の「印象づけ」「思い込ませ」を狙っている部分が多大にありますから、そこに出る情報は必ず別の情報と重ねて信じるに足るものを見つけるってことが重要です。

 そうやって自分の頭で考えて、完全なる右や左に決めつけるのではなく妥当なラインを模索していく姿勢が必要だろうと思います。

 

 コロナの実態はこれだ!コロナの正体はこうだ!と、たったいまの押し込められた生活に我慢の限界がきて、過剰に針が一方へ振れる人もいます。

 だから陰謀論が日本では流行って、芸人の「信じるか信じないかはあなた次第」の書籍と番組がウケて大ヒットしたこともありました。

 娯楽の一部としてあるのは結構だと思いますが、それを現実世界で真に受けて当てはめてはいけません。

 なんでもかんでも安易に善悪の構図に分けず、事実を探して進むべきを進む心構えが、主権者たる僕らの取るべきスタンスだと考えます。