梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

女子は跳べる!跳べないなんて思っている人はナンセンスです。もうビョンビョン跳べます。

 みなさん、「女子選手は跳べない」と思っていませんか?

 バスケットボールにおいて跳ぶ能力というのはひとつの華と言えますが、それは運動能力の高い男子に備わっているもので、女子選手はそんなに跳べるものじゃないと決めきっているところがないでしょうか。

 ところがどっこい、跳べるんです。

 女子だって高く跳べます。鋭くボールに食らいつくリバウンド・ジャンプができます。

 

 僕はバスケットボール選手にトレーニングを指導する際に、いつもふたつのテーマを掲げています。

 ひとつは平面での走る力、もうひとつがジャンプです。

 この跳ぶ力は男子のみならず、女子だって分け隔てなくレッスンして習得させます。

 様々な因子が影響しますが、ほとんどの選手は確実にジャンプ力が伸びます。

 その伸びる要素として、跳ぶときの床の捉え方というものがあります。

 女子は床へのアプローチが弱いというか優しいというか、フワッと踏む選手のほうが圧倒的に多い印象です。

 踏み込んで両足で強く床をつかみたいのですが、女子はこれがなかなかできません。

 だからそこを徹底的に教えると、なにか違った感覚を悟ってくれてジャンプが飛躍的に変わります。

 

 昨日の練習でも、リバウンドボールに飛び付くことを実践して、踏み込み&腕を振って大きくジャンプを訓練しました。

 みんなつま先からユルく滑らせるように床に足を置くので、そこを上から叩くようにババッ!と踏むことを教えました。

 女子にはこの感覚が絶対的にありません、だからそこをしつこく練習します。

 そうすると次第にできるようになって、飛び込む勢いもプラスし反動で跳べるようになります。

 これは反復がすべてなので、誰でもできるようになります。

 

 とにかくこの床へのアプローチのしかたを肌で実感できれば、跳び方のコツがわかって世界がドッと広がります。

 僕は終始「床をババッ!と」「もっとドドン!と足を着く」などと、長嶋茂雄氏のように声をあげて見本をしていました。

 こういうのは教科書に書いてあるような理屈を言葉で解説しても、いっこうに伝わりません。ひたすら実技、実践が唯一です。

 

 僕がジャンプ力と言っているのは、たんに跳ぶ高さだけを指しているのではありません。

 素早さだとか器用さ、つまり全体としてのジャンプ・スキルを熟達させることを言っています。

 プレイの中でのジャンプ能力を技術的に伸ばそうというもので、それは男女関係なく身につけることができます。

 女子でもビヨンと跳べる!ぜひみなさんも可能性を大いに伸ばしてください。

 

 ガンバレ女子!!