梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

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みんなにとって社会にとって健全になることなら、ぜひ提案するべきだと思います。その一歩がのちに全体を動かすきっかけとなります

  一昔前であれば、労働者は扱いが低かったから泣き寝入りするしかない部分もたしかにありました。

 これは一国民、一市民の声という面でも、行政が取り合ってくれずただ耐えるしかないってことは、生活上で当たり前のようにありましたから、個人の意見は端から受け入れてくれないとみんな考えました。

 でも時代は変わり、いまは一市民や会社員の意見が通るようになってきた。

 これは良いことだと思います。

 

 正しくフェアな内容ならば、それはどんどん意見して申し入れて自分たちの力で良いものにしていくべきです。

 個人の都合で自分だけが利益を得るための要求は当然受け入れられるものではありませんし、それを相手にしてはいけません。

 でもきちんとした正しい考えのもとで「これはおかしい」と言うことは、僕は積極的に行うべきだと思います。

 我が配偶者が職場の有給休暇について問題があると思うならば、しかるべき人物へ正式に申し入れることが必要です。

 それは自分を利するためではなくて、職場環境の改善のため、つまり全職員とその組織自体のためです。

 有給休暇は職員に与えられている真っ当な権利であり、乱暴にいきなり長期で休むのでない限りは、というより組織のルールで定められた中であればひとつも問題はありません。

 職場側が相談をして来なさいと正式な窓口を設けてくれているのなら、提案し改善を要求すべきです。

 

 これは労働組合みたいな話をしているのではありません。

 文句や非難じゃなくて、日頃からきちんと話し合うこと、意見を上げてみんなで共有することを、日本人はもっとしたほうが良いということです。

 馴れ合いやその場の雰囲気に合わせた安い同意と容認は、断固変えていくべき悪い慣習です。

 否定でも挫き(くじき)でもなくフェアに考えを伝え合う日本社会、本当に言うべき意見をこそ表に出す日本社会にしていきませんか。

 もう不満を募らせて陰で悪口を言うのをやめましょう。

 イライラを溜め込んでのちに怒りを爆発させるのをやめましょう。

 普段から、こうだと思うものがあれば臆せず提案また要望する行動力を、これからの日本人は鍛えていく必要があると思っています。