体を健やかにしておくことは重要です。
それは朝をスッキリと起きられるからです。
健康状態が悪いと、寝ている体を起こすことに苦労します。
朝に弱い人、いますよね。
それは寝るのが夜遅くて、寝不足だからですか?
起床が重たい人は、睡眠時間が長くても早く就寝しても起きてこられません。
寝不足なのではなくて、体が悪いのです。
目覚めが良くないと、そこから一日の活動がグズグズになります。
起きたあとは見違えてエネルギッシュになり、仕事を次々と片付けていく人、いますか?
あまり見かけませんね。
朝の起き方は、一日の入り方ということです。
入りが悪いと後ろまでそれを引きずるというのは、何事においても同じです。
朝をちゃんとしないとなかなかシャキッといきませんから、体がスッキリ目覚めるよう改善することは、たいへん有意義なことです。
もうひとつ、体が健康であればこそ実現できるものがあります。
それは誰よりも物事の先手を取れることです。
周囲よりも前を歩く、先を歩くことができます。
朝の弱い人は、調子が上がっていかないだけじゃなく、すべてにおいてみんなよりも遅れます。
起きた頃には、もう世間は活発に動き出しています。
朝8時にボーッとした頭でいる人がのそのそと顔を洗ったり朝ご飯を食べようとしている頃、もう仕事に向かっている人がいます。
すでに仕事を始めている人もいます。
学校でも、生徒たちが朝練や予習をしています。
完全に出遅れているんですね。
つねに人の後ろを歩くことになります。
みんながスタートしてから、いくつも遅れて動くことになります。
これやっていると、世間に置いて行かれます。
じっくり様子を見てあとからっていう考えの人っていますね。
でもそれってじつは出遅れているって事なんです。
世間に浸透していることなのに、自分のところはまだ導入すらしていない、ということが起こります。
そうするとどうなるのか。
お分かりですよね?
選ばれないんです。
人はあなたや、あなたの仕事を選ばない。
もっと進んでいるほうへ流れていきます。
これたとえば仕事でもそうだし、子どもの部活動なんかでも一緒です。
もうこの学年なのに、まだそれしかできないの?となれば、あなたは選ばれません。
候補から簡単に外れてしまいます。
だって同い年の子がみんな巧みな技術を持っていて、そこから劣るのだったらあなたは当然置いて行かれますよね。
さらに飛び抜けて先を行く技術を持っている人が選ばれるわけです。
人より先の技術を持った人は、年下にだっているかもしれません。
あなたは一年後輩の選手に、先を越されているのです。
ある高校の先生で、朝6時半くらいに学校へ来てウエイト・トレーニングやランニングをしている人がいます。
どんなことでも、技量が高いとか実績が高いということは、人より先を進んでいるということです。
ということで話を戻すと、朝は誰よりも早く起きて、みんなが寝ているうちに動き出す、僕はそれをしています。
無理に起きたって、頭が寝ているのではしょうがありません。
ちゃんと良い目覚めをして、脳が働き体が動くことが肝心です。
身支度にしろ家事にしろ出来の良いものにしたいのですから、良い睡眠をするために日頃から体のコンディションつまり健康体をつくることに気を遣っています。
さらに、それを人よりも早く行うことを実践しています。
でも、僕は特別に早起きなわけでもありません。
もっと早い人はきっとたくさんいます。
早起き勝負をするわけではなくて、あなたが出掛ける時間をもう少し早めてみたり、そのために起きる時間を早めてみることが人生の好転に繋がりますよ、ということです。
起きてろくな準備もなく、頭ボサボサ寝癖のまま、目ヤニをつけて会社や学校へ来る人もけっこういませんか?
いつも遅刻ギリギリで、猛ダッシュしている車もありますよね。
だったらあと30分早く起きれば、慌てることを解消できます。
事故を起こす危険性や、イライラした気持ちもなくせます。
生徒さんは忘れ物が減ります。
良い面が多いですよね。
もう少し余裕をもって、起きてから出掛けるまでの時間をつくりませんか。
少しでも長く寝ていたい!という気持ちは分かります。そんな人も多いと思います。
でもね、現実としてそれで体のコンディションは変わりません。
あなたの目覚めが悪いのは、普段からの血の巡りが悪いからです。
体が悪いのです。言ってしまえば不健康。
風邪なんかをひいているのでなくとも、普段から体調が良くないと自覚しましょう。
それを変えずして、出掛けるギリギリまで寝たところで目覚めは変わりません。
一日の活動の能率も出来も上がりません。
ぜひ健康をつくって、良い朝を迎えるために30分早く起きるようにして、ゆっくり身支度を整え、余裕をもって出発しましょう。
そうしたら人生が変わりますよ。世の中の見え方が一変します。
どうぞ良い目覚めと早起きを実践して、エネルギッシュに一日を使ってください。