梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

クリスマスに思う息子の教育と子育て

 みなさんメリークリスマス!

 きっと日本人の多くは、一日前の24日クリスマス・イブが本当のクリスマスなのでしょう。

 SNSを見ても、そのような投稿が実際はほとんどです。

 日本人にとっては、クリスマスもハロウィーンもバレンタインも、ぜんぶイベントとして楽しんでいます。

 他国の古い儀式や習わしを、商業的に利用して経済を活性化させるためのキャンペーンです。

 だから25日でも24日でも、その前後でも(後ろはないかな)とにかくクリスマスイベントとして、ワクワクし何かを企画開催したりして大いに楽しんでいます。

 

 ところでみなさん、クリスマスと言えばご自身にとってはどんなものでしょうか?

 なにをするものですか?

 

 日本を見渡して、少なくとも昭和から令和の時代におけるクリスマスって、日本の一般家庭で馴染んでいるその“目的”はなんでしょうか?

 僕がありのままに実感しているのは、何かを買ってもらうことつまり「クリスマス・プレゼント」です。

 必ずつき物ですよね、これって。

 じゃあメインの隣に軽く添えられている付属かと言えば、違いますよね。

 まずプレゼントが第一じゃありませんか?

 日本にとってクリスマスって、プレゼントをあげるまたは貰えることがクリスマス・イベントで、24日のイブはプレゼントの日です。

 ひとえにこれに尽きると思っています。

 

▼息子には早いうちから経済を覚えてほしいと思っています。

 僕は親として、押し付けるのではなく将来の礎として絶対的に必要なことなので、息子には一番最初にまず「経済」を勉強してもらおうと思っています。

 日常的にお金で動いて、お金で回っている社会を見せたり話していきたいなと。

 勉強と言っても、まだ1歳ですので(あと1週間くらいで2歳です)当然その程度のことです。

 でも生きていく上で、現実的になによりも大事なことです。

 人間の生きる世界は、経済で成り立っているからです。そこを習得し能力にできなければ生きていけません。

 山の中で完全自給自足、畑を耕し、ろうそくの火を灯し、排泄物を自分で汲み取りなんてしている人はほとんどいませんよね。できませんし。

 

▼その経済を知ってもらうにあたり、クリスマスをちゃんと教えると決めています。

 もちろん宗教的信仰としての他国の歴史みたいなことではなくて、この日本国にとってのプレゼントのためのクリスマス・イベントについて、正直にはじめから話します。

 我が家では欲しいものや、お金を使うことがあれば、それがどれだけ有意義かを見極めた上でいつでも使うようにしています。

 もちろんお金持ちではないですから限度はありますが、高い金額でも自分の身になる物事ならば積極的に投資して良い、というルールです。

 これは父親である僕の考えであり母親の考えはまた違うと思いますが、我が家ではそのようにしています。

 

▼ということで、息子にクリスマス・プレゼントはありません。

 普段から必要なものは充分与えています。

 勉強道具やオモチャだけじゃなく、着る物、食べる物、子の健康にもたくさんのお金を使って投資していますし、たまに旅行や遊楽地に行ったりもしています。

 日本的なプレゼントのためのクリスマスは梅原家には不要なものなので、そういう意味で我が家にクリスマス制度はありません。

 従姉妹のおじちゃんがプラレールを贈ってくれました。

 クリスマスそれから誕生日も近いので、そのプレゼントだそうです。

 僕の母親、息子にとってのおばあちゃんも何か買ってくれるそうです。

 意外と周囲の人たちから色んなプレゼントを貰えます。それも理由のひとつです。

 

▼モノを貰うことで満足を得てほしくない

 僕はすべて勉強だと思っています。

 僕の人生はあと半分くらいですが、息子は100年生きます。どこまでも可能性のある未来が広がっています。

 長い長い、ただし一生に一度のかけがえのない人生を充実させてあげたいので、ささやかに親から「学びの習慣」をプレゼントしたいなと思っています。

 この時代、車のオモチャとかTVゲームとか、自転車を買うことなど難しくありません。

 ネットでいくらでも安く買えますし、中古品だってきれいに整備して売っています。

 子どもたちはそれらを手にしていったいどれほどのめり込み、熱中しているでしょうか。

 僕は正直、暇つぶしの道具のようにしか見えません。

 本当は子ども本人も、特別に強く欲しいものでもないんだと思います。

 オモチャや遊びが悪いとは言っていません。なんでも自分の人生の糧にすることが大事なので、できるだけ有意義なお金と時間の使い方をするべきです。

 

 親は、必ずなにか買ってあげないといけないでしょうか?

 子は、必ずなにか買って貰わないとダメですか?

 

 欲しいものがあるとかいま必要だから買うんであって、クリスマスだから買うっていうのは変な話です。

 

▼そういうのは、子が生まれてからのなんとなくの慣習化なんです。

 クリスマスや誕生日になにかモノを買うという決まった行為をずっと続けているから、必ず買うことになっている、、、と思い込んでいる。

 でもそのタイミングで、必ずしも欲しいものがたまたまあるとも限りません。

 いやたぶん無いことのほうが多いはずです。

 欲しいタイミングというのは、その瞬間です。必要なのもいますぐです。

 だったらいま買わなくちゃ。

 

 でもクリスマスには買えて、欲しいその瞬間には買えない理由はなんでしょうか?

 11月の普段の日には買えない、でもクリスマスなら買ってやるっていう人いますけど、結局買うんですから使うお金は同じです。

 1万円なら、11月でも12月でも1万円です。

 やっぱりクリスマスは、ただモノを買うだけの日になっていますし、買っただけの有益性や価値も生まれていません。

 目的のある買い物ではないからです。

 そういう行為行動は人生において大きくマイナスなので、親としては子の将来のために、はじめからしないと決めました。

 

▼クリスマスはささやかに楽しみます。

 昨晩のイブは、母親が簡単なクリスマスケーキを、息子のためにつくりました。

 普段あまり食べない甘いお菓子ですから、それはそれは美味しそうに食べて喜んでいました。

 親戚からはオモチャが届きました。

 伯父ちゃんのプラレールで楽しそうに遊んでいました。キャッキャとはしゃいでいました。

 もう、それで充分です。

 親が決めることではありませんが、息子も幸せな気分だと思います。

 

 世の中においてのお金の価値、自分の人生にとってのお金の価値、それに投資する時間の使い方、それを息子はこれから学び自分の人生を創っていきます。

 可能性はどこまでも広がり、生き方はさらにどこまでも自由に広がっていることを、後押しするのが親のできることです。

 

 我が家にサンタクロースは来ませんが、きっと大きな世界へ羽ばたいていくと思います。

 そっと見守りたいと思います。

 

 Happy Xmas