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2023/02/20 7:27 pm

もっていないなら身につければ良い

体操選手のアクロバティックな運動能力、レスリング選手の機敏かつパワフルな身のこなし、そういう秀でたものがバスケットボール選手にもあったらいいのに・・なぜ無いのか?・・そう考えたことはありませんか。

僕は専門家の端くれとしてこう思うんです、そのような能力がないのなら・・・?

身につければ良いのではないでしょうか。

簡単に言うなよ、という感じになると思いますが、手をこまねいているならやってみるべきです。

まず、そういった能力の高い人間がバスケットボールを選ぶ、これは期待できません。

日本では運動の得意な人はサッカーや野球、または個人競技を選ぶことが多いので、全体としてバスケットボールに優秀な人材はいません。

ほんの一握りであり、それはサッカーや野球からは大きく差を開けられています。

体育の授業などでも、成績が真ん中あたりの人が少なくありません。

それがバスケットボール選手の基本的な運動能力レベルです。

では才能ある選手が集まらないのならば、どうするか?

鍛えるしかありません。

バスケットボールの戦術練習ばかりに終始せず、ファンダメンタル・スキルをしっかり練習すること、習得の度合いを上げることです。

バスケットボール選手はこんな能力が必要、こんなのは要らないなんて言わずに、あらゆる運動の技量を底上げして可能性を広げるべきでしょう。

小手先のプレイばかり追うから根っこの運動体力が育たないのであり、曲芸の勝負はやめて健全に体力勝負をするのです。

若い年代での細かすぎるルールは弊害になります。

もっと大ざっぱにしたほうが日本バスケットボールのレベルは上がります。

また、小学生でも大学生でも、運動技術の鍛練はおこなうべきです。

幼い頃にしてこなかったのなら、大学に入ってからでも始めたら良いのですし、いつが適正でいつだと遅いなどということはありません。

結局のところ、どこの年代でもしないからいっこうに底上げされません。

どの競技をしようと、基礎運動能力の発達が到達点を決めます。

スタミナづくり、運動技能づくりはゲームづくりよりも中心的に行うべきなのです。